本大会は悪天候のため中止となりました。
なお、上位2名1位タイの藤島プロ、平井プロによるプレーオフを行っております。プレーオフは、1番、9番、10番、18番のトータルスコアによるプレーオフとなります。
プレーオフの結果、平井俊光プロが優勝となりました。
大会最終日 令和年8月10日雷雨
雷雨が響きわたる。何とも恨めしい響きである。時折、激しい雨。これも恨めしい。何とかスタート時間にはあがってほしいと願う大会関係者だった。
最終日のトップスタート8:00。7:00頃から鳴りだした雷によりスタートを1時間遅らせると競技委員長から発表された。 その後9:30トップスタートとなった選手はティグランドに集合。 今まさにスタートする瞬間、今度は豪雨。再び30分スタートを遅らせたが、2日目の競技は中止と決断された。
最終日は中止となり、その最終的な順位は、初日の順位が最終結果となりました。 しかし優勝者の決定はプレーオフが行われることに。 初日トップはこの2名。「平井俊光プロ」と、2008年フジサンケイクラシックで優勝している「藤島豊和プロ」。この2名によるプレーオフのスタートは11時45分から。 ホールは1番、9番、10番、18番の4ホールの合計スコア。 それでも決着がつかない場合はサドンデスによるプレーオフで優勝を決定する事となりました。
初日1アンダーの71。最終日のチャージに多くのゴルフファンが期待していた。
丸山プロ同様1アンダーの71。片山プロにも多くのゴルフファンが期待していた。
丸山プロ、片山プロの夢のようなこのペアリングが、今この岩手で実現しようかという矢先に雷雨で中止に。 ギャラリー、ゴルフファンの気持ちが「天気の神様には届かないのだろうか...」と、つぶやいた。
今さら晴れだした11:45分。なんで朝から晴れないのと思いながらプレーオフがスタートした。 1番ホールは平井プロがバーディー。藤島プロがパー。 2番ホールは平井プロがボギー。藤島プロがバーディー。
今回はプレーオフのみ。スタートも11:45分。こういう状況でも多くのギャラリーの皆様がコースに残って観戦していただきました。本当に感謝申し上げます。
さあ残り2ホールの10番ホール。先に打った藤島プロ10番ホールは右サイドがOB。先にティショットしボールは右方向。 一瞬ヒヤッとしたが何とか右ラフに残る。本人も苦笑い。 一方、平井プロはフェアウェイ真ん中にティショット。共にパーとする。
18番ホールは、右サイドからグリーン手前まで池がせり出し、ティショットは左サイドがベスト。 それを意識し過ぎたか両者プロとも左ラフ。 藤島プロはその左ラフからグリーン左に外す。ピンが左奥なので突っ込み過ぎたのか・・・ グリーンを左に外した難しいアプローチをロブショットでふわり。 カップをかすめたナイスアプローチはパー。 平井プロはピン5メートルの絶好のバーディパット。 これを入れればバーディーで優勝となるパットは、惜しくもカップには入らずパー。
4ホールの合計スコアは共に「イーブン」。 ここで決着がつかず、サドンデスに突入となった、その1ホール目。 藤島プロ ティショットは先程と同じ左ラフ。同様にセカンドショットもグリーン左に外した。 なんと同じミスを繰り返してしまった・・・ 平井プロ フェアウェイからのショット。ピン横にくっつくもバックスピンで戻りピン10m。 朝の雨でスピンがかかりやすいのか・・・ 藤島プロ プレーオフ前と同じような位置から再びロブショットは、カップ2m。 平井プロ ファーストパットは1mの横のラインを残した。微妙な距離だ・・・ 藤島プロ ピンをさしながら先に打つ2mのパット。しかしこれを外してボギーとした。 ギャラリーからどよめきが・・・ 平井プロ これを入れたら優勝。しかしプロの誰もが緊張する横の1mのパット。 これを沈めてパー。コースには二人のプレーヤーしかいない熱き戦いに終止符がうたれました。
この息詰まるプレーオフを平井プロが制し、嬉しい初優勝を飾りました。 惜しくも2位となった藤島プロは2008年以来の優勝とはなりませんでしたが確実な手応えと掴んだのではないでしょうか。 また2位の副賞には真珠ネックレス(100万円相当)が送られます。来週の結婚を控えて嬉しい報告が出来た事でしょう。
優勝した平井俊光プロには優勝賞金300万円。 中古車最大手のカーセブンから優勝副賞とて自動車。 JA全農いわてからお米60`が贈呈されました。 準優勝者に贈られる「準優勝副賞」は藤島豊和プロ。 株式会社ケー・ジェー・エム様より、黒蝶真珠ネックレス100万円相当が贈呈されました。
ベストアマには「遠藤 孝」選手が通算−2アンダーでベストアマチュアに輝きました。
初優勝した平井俊光プロは、こういう状況でも観戦に来た頂いたギャラリーに感謝の言葉と、大会関係者様、ゴルフ場様にも感謝の言葉を伝えました。 そして「初日よりもこの5ホールが緊張した。今後も頑張っていきたいので応援してください」と、コメントしていました。
最終日は雷雨でプレーオフのみとなりましたが、それでもプレーオフまで残って観戦いただいた皆様、中止と聞いてお帰りになられた皆様、遠方からお越し頂いた皆様。 悪天候にもかかわらず、この大会を楽しみにしていた全てのゴルフファンの皆様ありがとうございました。 重ね重ね感謝申し上げます。 中止が決定された直後、来場して頂いたギャラリーに、何かしたいという思いから「丸山茂樹プロ」「片山晋呉プロ」「宮本勝昌プロ」による、サイン会、写真会が急遽クラブハウス内で行われました。 3名共「2日間プレーをやりたかった」「岩手のゴルフファンにいいプレーを魅せたかった」とコメント。
通常のトーナメントでは考えられない、ムービー撮影の許可、ティグランドでの選手紹介、ゴルフをしない人にも楽しんでもらう「ソトアソビフェスタ」など、斬新な新しい試みを行っている岩手県オープンゴルフトーナメント。初の県南の開催とあって多くのゴルフファンにトッププロのプレーを観てもらいたかったですが、最終日は雷雨で中止という結果は、非常に残念でした。 天気には勝てませんでした。申し訳ありません。
最後となりますが、トーナメント開催にあたりご支援ご協力を賜り深く感謝申し上げます。 繰り返しになりますが、この大会を楽しみにしていた全ての皆様、ありがとうございました。 来年は更に新しい企画を取り入れ、開催致しますので、ご来場をお待ちしています。 先ずは、略儀ながら大会のご報告、お礼を申し上げます。
コース内の整備に尽力を尽くしていただいたゴルフ関係者、ボランティアの皆様、大会関係者の皆様方には感謝申し上げます。 “ありがとうございました”
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大会初日 令和元年8月9日晴れ 気温30度
岩手県オープンゴルフトーナメントが開催して初の県南地域となる北上市での開催。 東北最大級のゴルフイベント、いよいよ開幕です!!
今年もこの企画が実現。それは「深堀圭一郎プロ&丸山茂樹プロ。夢レッスンプログラム」。 大会前日の8日、深堀圭一郎プロと丸山茂樹プロの夢のようなジュニアレッスン会が開催されました。 ゴルフ経験者だけでなく、ゴルフ未経者の子供も多い。 「これを機会にゴルフに興味を持ってもらうきっかけになれば」と願う深堀プロ。 「アメリカでの経験から、ジュニアレッスンには力をいれている」と言う丸山プロ。 自ら丸山茂樹ジュニアゴルフファンデーションというジュニアレッスンを開催している丸山プロはこれからのゴルフ界にはジュニアの成長が必要と思う気持ちから、岩手県のジュニアゴルファーに丁寧にレッスンしていた。 レッスン会終了後、サイン入りボールなど手にした子供達。“夢につながるサイン入りボール”になると確信した企画でした。
グリーン、フェアウェイ、ティグランド最高の仕上がり。 全ての出場選手が口を揃えて「最高のコース」と称賛の声。 しかしコース関係者は「いつもこんな感じです。大会のために厚化粧していません。薄化粧程度です」。 恐れ入りました。普段からこんな良いコースコンディションでプレーできるとは。
快晴。気温30度。 「アマチュア予選会」を突破した40名。 7月に開催した「I・Oミニツアートーナメント」上位30名。 前日に開催した「ウェンズデートーナメント」を通過した13名。 それに「シード選手」や「歴代優勝者」を合わせた160人によるドリームトーナメントのスタートです。
ギャラリー駐車場はコースから車で4分。 元水上スキー場跡地の駐車場に3000台の駐車場完備。 朝6:45分から数台のシャトルバスにて定期的に無料で送迎しています。
ツアー通算8勝の「深堀圭一郎プロ」。 5月に中日クラウンズで逆転優勝した「宮本勝昌プロ」。 賞金王5回、マスターズ4位、通算31勝の「片山晋呉プロ」。 USツアー3勝、日本ツアー10勝の「丸山茂樹プロ」。 そしてアマチュアで参加の元中日ドラゴンズ選手兼任監督の「谷繁元信」。 過去最高の豪華な顔ぶれのなか、優勝賞金300万円と、優勝副賞の自家用車は誰の手に。
斬新な新しいことに取り組むこの大会。 恒例のスタート前、選手のインタビューを行っています。 ゴルフ芸人の「黒田カントリークラブ(芸名ですよ)」とLPGAツアー10勝、日本を代表する女子プロゴルファー「藤井かすみプロ」の2名の掛け合いによるインタビュー。 D・チャンドプロは自ら「暑くて日焼けしたよ」と、なかなか聞けない生の声に爆笑になる一幕も。
朝から多くのギャラリーが来場していただきました。 11:00スタートの矢野プロは怪我から復帰。この大会優勝は無いが2位が5回もあるが相性のいい大会ティショットはフェアウェイ。 「左のOBが気になるよ」と言いながらフェアウェイど真ん中に打って行った片山プロ。 そう言っているだけのリップサービスはさすがのショット。 丸山プロにしても「緊張している」と、こちらもリップサービス後、フェアウェイに真ん中に。